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2015年10月

健康診断の重要性

 あっという間に前回のブロブ更新から大部時間が経ってしまいました。朝晩は、冷え込む様になり疾患を持ったワンちゃんネコちゃんは、寒暖の差に応えているかもしれません。

 これまでも、検診の重要性はお話しさせていただいております。昨今、特にヒトの乳がんにおいて定期健診が盛んに議論されております。医学的に、ある一定頻度での受診が推奨されておりますが、検診を受ける頻度は人によって全く異なるのが現状でしょう。動物も同じで、飼い主様により考え方も異なりますので、中には一生涯、全く動物病院に来ることなく、亡くなる動物もおります。確かに、検診は決してパーフェクトなものではなく、一回の検診で「異常なし」であっても、その後、まもなく病気が判明することも珍しくありません。「異常なし」と「正常」が混同されがちですが、これらの単語の意味は大きくことなることを知っておく必要があります。通常の検診でチェックするのは、明らかな異常があるかないかであり、異常がないからといって、正常であるとは誰も言えないということです。「正常」を証明することは、非常に困難なことであり、まずベルトコンベア式の集団検診では無理であるといえます。

 では、検診を受ける意義はどこにあるかという問題です。人間ドッグ等に行かれている方は、よくご存知だと思いますが、動物においてヒトと全く同じ検査項目を実施することは、現実的に不可能です。では、血液検査のみで全ての疾患を診断できるかというと、もちろんそうではありません。なぜなら、血液検査で診断できない病気の方が実際には多いからです。しかしながら、身体検査、血液検査、X線検査、尿検査などの簡単な検査を組み合わせることで、診断精度が向上し、命に関わる重大な疾患を発掘できることも多々あります。動物の場合、明らかな症状が既に発現している場合、その疾患がかなり進行していることが多いため、症状がないうちに、検診を受けておくことが重要と言えます。仮に病気になったとしても、その動物の基礎データをあらかじめ知っておくことで、過去のデータと比較することが可能となり、有用な情報となり得ります。

  2015/10/26   スタッフ

矢田獣医科病院

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