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生活習慣病について

 もうすぐ、夏も本番です。7から8月になれば、暑さもこんなものではないでしょうね。特に、この時期は、動物にとってかなりしんどい時期です。日中、道路のアスファルトもかなり高温になりますので、熱中症には十分注意して下さい。

 ブログにおいて、様々な犬および猫の疾患について記載させて頂いております。動物の疾患もヒトと同様に星の数程あるので、とうてい全てを記載することはできませんが、今回は、ヒトの生活習慣病との比較を交えたお話しをしたいと思います。

 ここ石川県における平成23年度の生活習慣病患者数(厚労省発表)というものをみてみました。このデータをみると、主だった疾患では、高血圧性疾患の患者数が全国16位、虚血性疾患が同第9位、脳梗塞が同第30位、脳内出血が同第36位、とここまではそう驚かないのですが、糖尿病に関しては何と第7位入賞と、かなり高い発生率であることがわかります。有名な話ですが、断トツで第1位は、香川県だそうです。

  動物の疾患で、他県と比べて当院で多く遭遇する疾患として、特に糖尿病と血栓症があげられます。ヒトのデータと比べて、何らかの関連がないとはいえない気もします。もちろん、ヒトと動物を同じ土俵で比較することはできませんし、関連性の有無は慎重に評価する必要がありますが、少なくとも、ご自宅で飼っておられる動物にヒトと同じ食べ物を与えていたとしたら、糖尿病などの疾患に関してはかなりリスクが大きいと言えます。元来、ヒトと動物の食べ物は、根本的に栄養素の含有量が異なりますので、ペットにはペット専用のフードを与える必要があります。一方、血栓症については、犬より猫で多くみられますが、罹患する猫の多くは、心筋症という心臓の病気を有しております。これも、ヒトの心筋梗塞と発生率との関連性が気になるところです。これらの疾患は、とにかく早期発見することが重要です。

  具合が悪ければ動物病院を受診することはもちろんですが、とくに症状がなくても、定期健診として少なくとも年に1回、少なくとも血液検査、X線検査および尿検査を実施されることをお薦め致します。

 本当に年1回で十分かといわれると、全く根拠はありません。ヒトの人間ドックでは、年1回が一般的でしょうが、動物で年1回の健診は、ヒトなら4~5年に1回、モニターしているにすぎないからです。

      「とにかく病気の早期発見を!」 

 

  2015/06/24   スタッフ

矢田獣医科病院

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