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尿石症

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   尿石症についてお話し致します。動物も、ヒトと同様に腎臓、尿管、膀胱および尿道内に結石が形成されることが知られております。結石が形成される場所により症状および重篤度は異なりますが、特に結石が詰まって尿道を閉塞した場合は、尿を排出することできなくなり、その状態が持続すると腎臓への負担が増大することで急性腎不全となり、生命を脅かす可能性があります。また、明らかな結石が認められない場合でも、尿中に結石の原因となる結晶がみられる場合は、膀胱炎の引き金となり、「頻繁に尿をする」、「トイレから出てこない」、「尿が赤い」、「尿が出にくい」などの症状を呈するため、注意が必要です。

 結晶が析出や結石の形成には、体質的な問題や食事が関与しております。ある種の結石または結晶は、尿中に溶解させることが期待できるため、治療として特別な食事(処方食)を与え続ける必要があります。一方、写真(図1,2)に示すような大きさの結石は、手術により摘出する必要があります。特に雄猫は、尿道が雌猫に比べ狭く、結石や膀胱炎による炎症産物(プラグ)が尿道を塞栓させることが多く、尿道閉塞を繰り返す個体や、尿道がもともと狭い個体には尿道を拡張する手術(会陰部尿道瘻形成術)を実施することもあります。

  2014/10/23   スタッフ

矢田獣医科病院

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